【伊勢神宮】時間がない方必見!伊勢神宮を半日で回れるおすすめの回り方をご紹介!

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1.はじめに

日本有数のパワースポット・伊勢神宮。
建物の数や自然豊かな環境、名物の多い門前町などできれば時間をかけてゆっくりと周りたい場所です。

 

ただ伊勢神宮は二見浦・鳥羽水族館・賢島など伊勢志摩の他の観光スポットと組み合わせて訪れるケースが一般的で、時間がない方も多いかもしれません。

 

そこで、今回の記事では半日だけしか時間が取れなくても、外宮・内宮と門前町であるおかげ横丁やおはらい街を回れるコースをご紹介します!

2.伊勢神宮は半日あれば参拝可能!

伊勢神宮は、一般的には外宮である豊受大神宮を参拝したのち、内宮である皇大神宮を参拝するという経路で参拝します。


古来より信仰の場として栄えた伊勢神宮の敷地は外宮・内宮とも広いため、全てを回ろうとしたらかなりの時間がかかります。

 

また参拝後はおはらい街やおかげ横丁で、伊勢うどんや手こね寿司などの伊勢名物を味わったり、赤福などのお土産を探す時間も取りたいところです。
この食事やお土産の選択肢も迷うほどに豊富で、できれば2時間ほどは確保したいところです。

 

このように伊勢神宮参拝はかなりの時間がかかり半日で行けるの?と考える人もいらっしゃるかもいらっしゃるかもしれませんが、主な建物に絞るなどのコツを掴めれば半日で回ることも可能です。

 

それでは、それぞれの場所におけるモデルコースをご紹介します!

2-1.外宮

まずは古来の伝統に倣い、外宮から見学します。

 

外宮は伊勢市の中心部にあり、JR・近鉄の伊勢市駅から徒歩5分ほどで到着し、自動車の場合でも伊勢自動車道伊勢西ICからでも5分でアクセスできるため、時間がなくても参拝しやすいのが特徴です。

 

まずは火除橋から左まわりで周り手水舎で手や口を清め、正殿の豊受大神宮に参拝します。その後別宮の中で代表的な建物である多賀宮、土宮、風宮を見学したのち、最後に外宮神楽殿を参拝するという形で進めれば、およそ30~1時間ほどで伊勢神宮外宮を参拝することが可能です。

2-2.外宮から内宮へ

半日以内に回る、という時間がない中で伊勢神宮を参拝する際に一番問題になるのが、外宮と内宮の距離です。

 

外宮と内宮は同じ伊勢神宮と呼ばれているものの、正式には外宮が豊受大神宮、内宮が皇大神宮という全く違う神社で、徒歩で行こうとすると片道50分はかかる距離にあります。

 

時間がない方はとても厳しいと思われるかと思いますが、幸いこの2つの神社の間にはバスが何本か運行されており、道路が混んでいなければ約20分ほどで着くことができます。

 

外宮から内宮までのバスは日中なら10~15分おきに来るため、待つ時間もそれほどありません。

 

なお休日や祝日は道路が混んでいることも多いため、もう少し時間にゆとりを持っていただいた方がいいかと思います。

2-3.内宮

内宮は外宮に比べて10倍の敷地面積があり、その分時間がかかります。

ただ主な場所を回れば、1時間〜1時間30分ほどで参拝することができます。

 

バス停を渡り、宇治橋を渡って境内に入ったのちは、水洗場の手水舎で手口を清めます。

その後近くを流れる五十鈴川の守り神・瀧祭神のほこらを見学したのち、正宮である皇大神宮に参拝します。

 

参拝を終えたのち、御供物の稲を奉納する御稲御倉を見学し、別宮である荒祭宮、風日祈宮、神楽殿の順にまわれば、一通りのスポットを訪れることが可能です。

2-4.おかげ横丁・おはらい町

参拝を終えた後は内宮の門前町であるおかげ横丁やおはらい町の散策を楽しみましょう。

 

外宮・内宮の参拝を終えちょうどお腹も空いてくる方も多いかと思います。

 

おかげ横丁やおはらい町では伊勢うどんや手こねといった古くから知られた伊勢名物の多くを味わうことができ、また赤福や五十鈴茶屋などちょっとした休憩にも使える茶屋も多いです。

 

またこの場所は伊勢志摩の中でも屈指の買い物スポット。

赤福本店をはじめとした老舗が揃うほか、最近では可愛らしいお土産も人気になりつつあります。

 

おかげ横丁やおはらい町はこのことを考えても1〜2時間ほどかけて楽しんだ方がいいかと思います。

 

そしてその後は宇治山田駅や伊勢市駅まで20分ほどで戻る、内宮の駐車場から伊勢自動車道方面に向かうという経路を辿れば、時間のない方でも楽しめる半日の伊勢神宮参拝コースは終わりを迎えます。

3. 伊勢神宮参拝:時間なければ内宮とおかげ横丁だけでも!

伊勢神宮はこのように半日でも十分に楽しむことができますが、鳥羽エリアや賢島エリア・二見エリアを観光した後、最終日による場合などは、位置的な状況や渋滞などを考えると、上のコースの全てによるのは難しいという方もいらっしゃるかもしれません。

 

そんな場合は、伊勢神宮観光のメインとなる内宮と門前町で最も見どころが集結したおかげ横丁だけは訪れてみてください。これであれば2時間ほどもあれば十分に楽しめるかと思います。

 

伊勢神宮参拝の慣習的に抵抗がある・・・という方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ実際は自家用車で鳥羽方面に出かけ、帰りによる場合は伊勢市中心部の外宮には寄りにくいなどの理由から、内宮だけ参拝する人もかなり多いです。

 

ご安心いただければと思います。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

伊勢神宮はかなり規模が大きく参拝に時間がかかりそうな印象がありますが、行きたい場所を絞れば、半日以下しか時間が取れなくても十分に楽しめるエリアかと思います。

 

より詳しく見たい方は伊勢神宮の公式サイトを見れば外宮、内宮のモデルコースが紹介されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

今回は半日で回れる伊勢神宮のコースを紹介しましたが、もし最終日ではなく旅行の早い段階で訪れる場合は、二見エリアで宿泊することをおすすめします。

 

二見エリアには、伊勢神宮参拝の際にみそぎを行う場であった二見浦や有名景勝地であり神宮ともゆかりの深い二見興玉神社の夫婦岩、伊勢神宮の摂社のなかで最も海に近い絵エリアにある粟皇子神社などがあり、伊勢神宮をテーマにして旅行をする際には是非とも訪れたいエリアです。

 

自然豊かなエリアえもマリンスポーツやグランピングなどのアクティビティ、海産物を売りにした夕食などで知られる宿泊施設も揃っているエリアでもあるので、伊勢神宮参拝の後による宿として是非とも二見エリアのホテルや旅館、グランピング施設を検討してみてはいかがでしょうか?