【2024年最新】伊勢市のパワースポット6選!地元スタッフが厳選してご紹介!

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1.伊勢市内のパワースポット:伊勢神宮の他にもいっぱい!!

志摩半島の北東部に位置し豊かな自然を持ち、数多くの神話ゆかりの地である伊勢市は数多くのパワースポットが立地しています。

 

その中でも神道の頂点に立つといっても過言ではない地位を持つ伊勢神宮が有名ですが、それ以外にも様々なご利益を得られるとされるパワースポットが存在します。

 

この記事ではその中から特に有名な6つをご紹介します!

2.伊勢市のパワースポット6選

それでは伊勢市内のパワースポットを6つほどご案内します!

いずれも地元では長い歴史のあるパワースポットです。

2-1.伊勢神宮

最初に紹介するのは、伊勢市のみならず日本を代表するパワースポット・伊勢神宮です。

 

伊勢神宮は外宮と内宮の2つがあり、外宮では衣食住の守り神である豊受大御神(とおうけびめ)を、内宮では日本神話の主神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。

 

この2つの神様はどちらも非常に格式が高く、特に内宮に祀られている天照大御神は皇室の氏神でもあることから、公的な役割が強く、皇室や幕府、明治政府など日本の歴代の権力者が管理・維持に関わった歴史があります。

現在でも天皇家や内閣総理大臣が毎年参拝する場所になっています。

 

伊勢神宮はこのような公的な性格のほか、祀られている神様の格式の高さから、日本中の神社の中で最も格式の高い神社とみなされてきました。

そのため、権力者だけでなく庶民からも幅広く信仰を集め、江戸時代の時点で一生に一度は行きたい憧れの場所として数百万人もの参拝客を集めた場所になりました。

 

今の言葉で言えば、まさに「日本最大のパワースポット」と言っても過言ではないでしょう。

このような格式の高さを考えると伊勢神宮は敷居が高そうに見え、実際に撮影禁止の場所も多いなど注意しなければならない点は多いですが、古くから何百万人もの参拝客を集めただけに観光ルートは確立され、参拝後に立ち寄る門前街も充実しています。

 

特に内宮周辺にあるおかげ横丁、おはらい街は赤福などの名店も数多く立地しています。

そのため伊勢神宮周辺は格式の高いパワースポットとして訪れるだけでなく、グルメスポット・ショッピングスポットとして訪れるにも向く場所になっています。

2-2.猿田彦神社

続いて紹介する伊勢市のパワースポットは、日本神話にも登場する神・サルタヒコを祀る猿田彦神社です。

 

サルタヒコは物事を良い方向に導いてくれる「みちひらき」の神様として知られ、天照大神以前に伊勢で信仰された太陽神であったとも言われるほど格式の高い神様です。

また道祖神や庚申信仰など他の信仰とも結びついていることから多くの神社で祀られています。

 

伊勢市にある猿田彦神社はその中でも特に有名な場所で、境内にある古殿地と呼ばれる石を触って「みちひらき」のご利益を得ようとする参拝客で賑わっています。

敷地内には芸能や縁結びの神様である佐瑠女神社もあるため、こちらにも訪れる人が絶えません。

2-3.月読宮

続いて紹介する伊勢市のパワースポットは、月読宮です。

伊勢神宮内宮の別宮にあたり、外宮からは3.8km、内宮からは1.8km離れた場所に位置しています。

 

天照大神の弟にあたる月讀尊(つきよみのみこと)を祀ることから、別宮としては最高位の地位を得ている神社になります。

月讀尊は禊祓いの中で生まれた神であることから心身浄化、海を担当した神であることから安産や子授けに強いご利益があると言われています。

 

境内には4つの建物があり、月読宮、月読荒御魂宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の順にお参りする決まりとなっています。

2-4.松尾観音寺

続いて紹介するのは、今回紹介する中で唯一のお寺である、松尾観音寺です。

712年開創とも言われる非常に古くからの歴史を持つお寺で、本尊は日本最古の厄除観音とも呼ばれています。

 

伊勢神宮など主要な観光地からは離れた場所にありますが、厄除けを行う場所として伊勢市やその周辺の住民に親しまれてきました。

 

普段は静かな境内ですが、毎月18日の縁日や毎年3月の初午大祭には多くの露店が立ち並び、厄除を願う人で賑わいます。

 

また境内には「ニの池」と呼ばれる池もあり、15世紀に発生した火災から本尊を守った龍が現れたとされる龍神伝説が残っています。こちらも災害から逃れるご利益が得られるとされるパワースポットとして名高く、また4月下旬に咲くツツジの名所としても知られています。

2-5.粟神子神社

続いてご紹介するのは粟神子神社です。

月読宮同様、こちらも伊勢神宮内宮が管理する神社で、最も海に近い場所に位置する神社です。

 

海岸鎮護の神と伝えられる須佐乃乎命御五道主命(すさのおのみことのみたまのみちぬしのみこと)を祀っている小さいですが、荘厳な空気をもつ神社となっています。

景勝地・池の浦の近くにあることから、絶景と共に訪れて見たい神社です。

 

なおこの神社は二見地区の高級旅館「旅荘 海の蝶」の敷地内にあります。

この旅館については、以下の記事でご紹介していますので、余裕がある方は是非ともご覧ください。

2-6.夫婦岩・二見興玉神社

最後にご紹介するのは、二見興玉神社と夫婦岩です。

 

伊勢神宮参拝の前の禊場として知られた景勝地・二見浦に位置した二見興玉神社は、猿田彦神社同様、道開きの神・サルタヒコを祀っています。

神の使いは蛙で、これは「貸したものが還る」、「無事帰る」、「お金が返る」というご利益があると言われています。

 

夫婦岩は二見興玉神社の境内の磯合にあり、しめ縄で結ばれた2つの岩は、伊勢神宮内宮の主神・天照大神(アマテラスオオミカミ)と現在は沖合に沈む猿田彦大神(サルタヒコノカミ)ゆかりの霊石・興玉神石を拝む鳥居としての役割を果たしてきました。

 

その名前から夫婦円満・縁結びといったご利益があると言われ、恋愛のパワースポットとして有名になっています。

また夫婦岩は夏至の頃は太陽、冬至の頃は月が間から昇ることでも知られ、多くの参拝客を楽しませています。

 

特に夏至の前後2週間ほどに見られる御来光は、富士山山頂から太陽が昇るダイヤモンド富士の一つとして知られ、夫婦岩を象徴する風景となっています。

 

残念ながら梅雨の時期にあたりますが、富士山の位置する静岡県や山梨県でもそうは見られない光景であるため、晴れ間が出たら是非とも見に行きたい光景の一つです。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。

伊勢市には多くのパワースポットがあり、この記事では紹介しきれないほどの数があります。

 

また、それぞれの立地は同じ伊勢市でありながら意外と離れており、1日で見切るには難しい距離にあります。

そのため伊勢市で宿泊してまわることをおすすめします。

 

特に夫婦岩は朝の御来光と夜の月が見どころであるだけに、できる限り泊まった上で滞在したいところです。

 

幸い伊勢市は古くから多くの観光客を受け入れた歴史があるため、旅館やホテルが充実しています。

以下の記事を参考に是非とも自分に合った宿を選んでみてはいかがでしょうか?