1.おかげ横丁とは;伊勢神宮内宮近くのグルメスポット!食べ歩きにもおすすめ!
おかげ横丁は伊勢神宮内宮前にあり、伊勢を代表する和菓子店・赤福が当時の年商に匹敵する金額をかけて1993年に完成させた、江戸時代末期から明治時代の鳥居町の街並みを再現した伊勢志摩屈指の観光地です。
現在も赤福本店や五十鈴茶屋をはじめ、伊勢うどんや手こね寿司など伊勢志摩・三重県を代表するグルメが味わえる場所として、伊勢神宮参拝後に立ち寄りたいスポットとして知られています。
おかげ横丁で提供する名物は、赤福も含め、残念ながらお土産にするか店の中でしか食べられないものも多いですが、片手にとって食べ歩くには向くものも数多く用意されています。
そこで、この記事ではおかげ横丁にある店から食べ歩きに向く5つのグルメをご紹介します!
2.おかげ横丁の食べ歩きグルメ5選
それでは、食べ歩きグルメで人気の店を5つほどご案内します!
いずれも地元では相当な人気がある店です。
2-1.「だんごや」の黒蜜団子
最初に紹介するのは「だんごや」の黒蜜団子です。
国産のうるち米から作った上新粉から作られた香ばしい団子は、店頭で手焼きされ、食べ歩きにピッタリな風味あるスイーツとして評判を呼んでいます。
メジャーなみたらし団子や手焼きの風味を直に味わえる素焼きなども人気ですが、おすすめは伊勢で親しまれ得る黒蜜団子です。
タレはオリジナルのものを使っており、手焼きの香ばしい団子との相性は抜群です。
素朴ですが甘みはしっかりとした味わいが、おかげ横丁を訪れる多くの観光客の間でも評判を呼んでいます。
2-2.「横丁焼の店」の横丁ぱんじゅう
続いてご紹介するのは「横丁焼の店」の横丁ぱんじゅうです。
ぱんじゅうはたこ焼きや今川焼きのような半球型の窪みがある鉄板で焼かれた素朴なお菓子です。
名前の由来は、パンのように焼かれたまんじゅうやパンとまんじゅうを合わせたから、など諸説ありますが、伊勢市をはじめ、北海道の小樽市や栃木県の足利市などで素朴なおやつとして戦前から親しまれてきました。
「五十鈴茶屋」の喫茶メニューは季節ごとに入れ替わり、訪れる時期に応じて違った楽しみ方があります。
中でも人気なのが、和菓子職人により丹精を込めて作られた見た目も美しい節気菓子です。
24節気・約2週間ごとに作られるお菓子が変わるため、1年間で作られるお菓子はなんと72種類にも及びます。
そのほか夏場はくずきりやかき氷、冬場はぜんざいなどのメニューもあります。
飲み物も、店内でたてられた抹茶や地元伊勢市のマイスター・中村氏によるオリジナルブレンドのコーヒーと、五十鈴茶屋でしか飲めない本格的なものが揃っています。
また「五十鈴茶屋」は先ほど紹介した赤福本店の隣にあるため、赤福本店の店内で作られた赤福を、抹茶やコーヒーと共に食べることも可能です。
季節の移り変わりを実感できる菓子の数々は、多くの訪問客の評判をよんでいて、赤福本店同様おかげ横丁の人気カフェとして、1985年の創業以来定着しています。
和の空間あふれる広い店内で、季節を感じながら過ごすにはぴったりのカフェです。
おかげ横丁という賑やかな場所においても、まったりくつろぎたい方は是非とも訪れてみてください。
2-3.「フルーツラボ」のフルーツジュース
続いて紹介するのは、「フルーツラボ」のフルーツジュースです。
おかげ横丁の路地奥にあるこの店では、ゆっくりと果物をしぼる専用ジューサーを使った、栄養価の高いジュースを飲めることで知られています。
季節の果物のジュースのほか、複数の果物で作るスムージーやミックスジュース、時期によってはかき氷や野菜スープなども用意されており、食べ歩きの際にヘルシーなものを飲みたくなった時にはぴったりの店になっています。
果物は店主が自ら厳選したもので、パインやリンゴなどの定番のものから、夕張メロンやラフランスなどの高級フルーツに至るまで季節ごとに様々な種類のものが用意されています。
天然記念物に指定された蓮台寺柿やみかんなど地元・三重県産の果物も揃っています。
季節ごとに全く異なる味が楽しめるため、伊勢神宮に何度も参拝する方にもおすすめの食べ歩きグルメスポットです。
2-4.「豚捨」のコロッケ
続いてご紹介するのは「豚捨」のコロッケです。
「豚捨」は明治42年(1909年)創業の老舗精肉店で、松阪牛のルーツとされる黒毛和牛・伊勢牛を100年以上に渡り扱ってきた伊勢市の名店として知られています。
おかげ横丁では牛丼やあみ焼きなどの伊勢牛の本格的な料理が食べられるお食事処のほか、店頭では串カツ・メンチカツ・コロッケといった揚げ物を注文してテイクアウトすることが可能な店舗を構えています。
このテイクアウトのフードは精肉店ならではの品質の高さから、地元・伊勢市の本店でもおかげ横丁の店舗でも親しまれています。
特に黒毛和牛のミンチを使ったコロッケは、おかげ横丁でも熱々で旨みの深い味わいから食べ歩きにピッタリなテイクアウトフードとして多くの観光客の評判を呼んでいます。
また「豚捨」では、牛肉のみですが、精肉も扱っています。
伊勢志摩では二見・鳥羽などのエリアを中心に、グランピング施設も揃っています。
伊勢神宮参拝を終えた後グランピングを楽しみたい場合には、是非とも購入して、老舗習えはの高品質な牛肉をバーベキューで楽しんみてはいかがでしょうか?
2-5.「伊勢角谷麦酒 内宮前店」のクラフトビール
最後に紹介するのは「伊勢角谷麦酒」のクラフトビールです。
創業以来、エールやIPA、ピルスナーなどさまざまな種類の高品質なビールを作り続けており、世界的な賞を毎年のように取っている質の高さからビール好きには有名なメーカーになっています。
特に、あっさりしたペールエールはビール界の中でも特に格式の高い世界的なアワードである「The International Brewing Award」で2大会連続受賞という快挙を成しており、同社の象徴とも言える製品となっています。
このほか店頭では伊勢名物でもある牡蠣を使用した、カキフライの串を1年を通じて販売しており、こだわりのクラフトビールと一緒に味わいながら食べ歩きを楽しむことができます。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
伊勢神宮、とりわけおかげ横丁周辺は伊勢志摩の名物を扱う店が集結する場所のため、他にもたくさんのグルメスポットがあります。
食に関心のある方は是非とも訪れてみてください。
なお伊勢神宮を初日に入れたい方や時間に余裕がある方は、是非とも伊勢神宮参拝のみそぎの場として栄えた二見エリアを訪れてみてはいかがでしょうか。
二見エリアは夫婦岩などの景勝地が見られる海の絶景や海産物グルメを堪能できる宿が数多くあり、宿泊地としておすすめです。
伊勢神宮内宮やおかげ横丁からもそれほど遠くないので、是非とも検討してみてはいかがでしょうか。